リハビリテーション科

リハビリテーション科ご案内

リハビリテーション科のご案内


吉野内科・神経内科医院リハビリテーション科は当院に通院されている神経内科・内科の各種疾患の患者様の身体障害に対して外来リハビリテーションを、また通院が困難な患者様に対して訪問リハビリテーションを提供しております。
医師の診察・往診でリハビリテーションが必要と判断された場合に理学療法・作業療法・言語聴覚療法の対応を検討しています。 他にはない当科の特徴として、神経・筋疾患、特に神経難病(筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、多発性硬化症など)の患者様の割合が多いことが挙げられます。
訪問患者様の90%が神経難病にあたります。呼吸器の導入を行ったり、1対1の完全個別対応をさせて頂いている事も当院の特徴の一つです。
LSVT®BIG及びLOUD認定療法士、パーキンソン病療養指導士、BLS・ACLS(一次・二次救命プロバイダー)などの資格保有者も在籍しております。
 

●外来リハビリテーションについて

当院の外来リハビリテーションでは、関節運動・筋ストレッチ・筋力訓練などの運動療法、呼吸機能に問題がある方に対しては呼吸療法、牽引や電気・温熱機器などを用いた物理療法、また呼吸補助機器の紹介・導入、自主トレーニング指導、家族指導などを理学療法士が個別に実施しています。 作業療法では個々に必要な日常生活動作の訓練やその工夫、福祉機器や自助具の紹介・導入、コミュニケーション機器の紹介・導入を中心に行っております。 言語療法が必要な患者様に対しては、個室にて嚥下訓練、発声・構音訓練、コミュニケーション機器の練習・導入などを行っております。 また、神経難病の患者様以外にも脳梗塞や脳出血などの脳血管障害による後遺症、認知症、廃用による運動障害がある方に対しても積極的にリハビリを提供しております。

●訪問リハビリテーションについて

当院の訪問リハビリテーションでは、当科スタッフが患者様の在宅生活をサポートするために専門的な知識や技術を患者様、 そのご家族様、ならびにその患者様に関わるコメディカルスタッフにアドバイスいたします。 その内容としては、上記の運動療法や呼吸療法、コミュニケーション機器や福祉機器の指導・導入などのほか、寝たきり防止・離床目的での車いす移乗動作、 外出援助などを可能な限り在宅生活の場で提供させていただいております。

●その他

当科スタッフは難病リハビリ・在宅リハビリに関する指導も行っています。 地域の訪問看護ステーションや医師会での呼吸リハビリや医療機器(Cough AssistやNIPPVなど)の指導、外来診療時に専門多職種の方々に同席して頂き当院にて患者様のケアに関する指導も行っています。
当院リハビリテーション科に来られる患者様の多くは、病気の根本的な治療が難しい方、進行を遅らせることも困難な方が来られます。 ひとりひとりの患者様の身体状況や外来・訪問リハビリの頻度や期間は異なりますが、日常生活のサポート役として、専門のリハビリテーションスタッフが個別に対応いたします。リハビリテーション科に関してご不明な点・ご質問がございましたら下記までご連絡ください。

構成及び人員
医師 常勤2名 非常勤7名
看護師 常勤7名
理学療法士 常勤10名 非常勤2名
作業療法士 常勤2名
言語聴覚士 常勤5名

施設基準
脳血管疾患リハビリテーション料Ⅱ
障害児(者)リハビリテーション料

リハビリテーション科 見学について
○ 外来リハビリ・訪問リハビリ中の、ご家族様や担当コメディカルスタッフの見学は随時可能です。
○ 一般の方のリハ科見学・病院見学については、訓練時間中以外のお時間になります。
※見学について詳細をお聞きになりたい方は電話にてご連絡の上ご予約ください。

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