ロボットスーツHAL®とは

HAL®医療用下肢タイプ（以下HAL®）は、疾患により障害された歩行機能を改善するための医療機器です。
HAL®は、装着者の生体電位信号に基づいて、歩行をサポートし、装着時は感覚フィードバックを得ながら歩行運動を繰り返すことで治療効果が得られます。
HAL®は、世界で初めて医療保険の適応が認められたロボット治療機器であり、日本では緩徐進行性（病気の進行する速さで、ゆっくりと病気が進行すること）の神経・筋10疾患において保険適応が承認されています。
　
ただし、HAL®は身体に装着することで装着者の身体運動を支援する機器です。 慣れるまでには複数回の実施が必要な方が多く、最初の内は機器の重さや歩きにくさを感じます。あくまでもサポートをしてくれる機器のため、機器が楽に歩かせてくれるわけではありません。

ロボットスーツHAL®の利用を希望する方へ

以前より受診されている患者様と初めて受診される方で、利用までの流れが異なります。
詳しくは、下記をご確認ください。

※身体サイズが合わない、著しい骨粗鬆症・下肢変形・拘縮、認知症、高次脳機能障害、感覚障害の重度な方などは、HAL®の適応とならない可能性があるため一度問い合わせください。
※妊娠中、心臓ペースメーカーを装着の方は適応外となります。

 

ロボットスーツHAL®外来のご案内